むぎと兄さん。

自称28歳の「兄さん」と足長マンチカン・むぎちゃんの日記です。

一生に一度の。

ホテルの無料モーニングサービスで朝食を頂いてから、旅2日目開始。


8:02   松阪   →  (近鉄山田線)   →   8:18   宇治山田


宇治山田駅からてくてく歩いて15分ほどで


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伊勢神宮の外宮、豊受大神宮に到着。



一生に一度のお伊勢詣りにやって来ました。



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塀の向こうの本宮は撮影禁止エリア。



豊受大御神は食べ物の神様で、下々のものにお米の作り方を授けて下さった神様。

お米をはじめ、食べ物全般を司っています。




うちのむぎちゃんは穀物アレルギー持ち…。


あ、でもお米は大丈夫だから!


「むぎ」と名付けた後で、小麦のアレルギーが発覚しただけだから!



とりあえず、豊受大御神にむぎちゃんのことをよーくお願いしました。





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外宮の桜はまだこのくらい。

3日は早かったかしら…。


牛。

甲賀忍術屋敷を出てからは来た道を引き返さず、草津線で甲南の次の駅、寺庄まで歩きました。



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伊賀と甲賀




途中、民家の塀を飛び越えたり、屋根から屋根へ飛び移ったりしながら。


余裕です。

甲賀忍術の基礎を学びましたから(ドヤ顔)。



寺庄に向かう最中に、少しだけ雨が降りましたが、大事には至らず。


後で聞いたら関東では雷だったんだとか。



16:53   寺庄   → (草津線) →    17:05   柘植


17:12   柘植  → (関西本線) →  17:36   亀山


18:02   亀山  → (紀伊本線) →  18:55   松阪



いくつか乗り換えて、本日の最終目的地・松坂に到着。


松坂駅から100mほど歩いてみると…飲食店を除いた商店のほとんどが閉まっていました。


ゴーストタウンかよ!と思ってビックリしましたが、単に営業終了時間がみんな早いみたいですね…。



でも、駅のすぐ近くなのにこんなに早く真っ暗になるなんて、あまり経験がなくて驚きでした。


鳴門も駅周辺が暗くなるの早かったけど、それ以上とは。



シャッター通りを不安に思いながら步くこと10分ほどで、一軒のお店に到着。


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どーん!




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A5級・松阪牛のフィレステーキ200gどーん!!



お値段¥10,500どーん!!!



奴隷の如く働いて。

やっと手にした5連休。



自分へのご褒美に、金に糸目はつけないモード発動!!!!


しかも旅行だというのに、今日は起きてから固形の物を口にするしてなかったし。

ちょっとくらいは、ね?



万の言葉を用いて、この美味しさを伝えたかったけれど、不可能なので写真だけで勘弁な!



お腹いっぱいになってから、今日の宿に直行。


3日間におよぶ極度の寝不足につき、チェックイン後、即、泥のように寝てしまいました。


旅行1日目これにて終了。

甲賀。

14:21   貴生川  →  (草津線)   →    14:25   甲南


草津線に乗り換えて一駅、甲南で降りました。


陰陽座の「甲賀忍法帖」と「愛する者よ、死に候え」を聞きながら步くこと20分ほどで…



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おじいちゃん家に到着。




ではなくて、


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甲賀流忍術屋敷に着きました。



バジリスク甲賀忍法帖」だと甲賀忍者の頭領は弦之助様でしたが、本物の甲賀忍者の頭領は望月家と言うそうで。


この屋敷は江戸時代に望月家の本家として、本物の忍者が実際に住んでいた建物を史料館として公開しているものです。


しかも、江戸時代から残るガチの忍者屋敷なので、屋敷内にはいろいろなカラクリ仕掛けがたくさん。


ガイドさんの説明がとても分かり易く、大変興味深く見学できました。



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例えば、この写真。


左の押入れの左奥の壁はどんでん返しになってたり。


右の押入れの床板は取り外し可能で、床下から庭の地面の下に掘られた穴が屋敷の外まで続いていたり。


正面の窓は、押しても引いても動かないのに、あることをすると窓を押し開けられるようになったり。


あることをするって何?


知りたい人は甲賀流忍術屋敷までゼヒ行ってみてください。

 

甲賀忍者が実際に飲んでいたお茶の試飲ができたので、飲んでみると普通のほうじ茶みたいな味でした。

まずくはない。


物販コーナーでお茶を買い、甲賀忍者屋敷を後にしました。

ピンチ。

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天守閣からみた琵琶湖。


彦根城天守閣内部にとくに展示物は無し。



そういえば、朝起きてから何も食べてないなぁ…と思いながら、昼食にするか史料館に行くか迷って、史料館行きを選択。


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史料館を見て周ったあとは昼食を諦め、急いでお土産を買い込み、次の目的地へ向かうことにしました。



12:35  彦根  →  (近江鉄道)   →   14:04   貴生川・きぶかわ


人生初、そしておそらく二度と乗ることはなさそうな近江鉄道に乗りました。


自分が一生で一度しか乗らないであろう電車。


でも、そんな路線を生活の中で普通に利用している人たちがいて。


不思議な気持ちになります。


こういう感覚が好きで、旅に出るとなるべくローカル線に乗ろうと思っているのですが…




今回ばかりはあわや大惨事に…。



彦根を出て数駅、八日市を過ぎたあたりで襲ってきた突然の尿意。


お城に行った際にいっぱい歩いて汗かいたので、彦根駅で電車を待つ間、お茶を飲んだのがいけなかった…。



ここ数年で最大の危機。

終点の貴生川までは12駅、時間にして40分。


じゃあ、途中で降りてトイレに駆け込めば…と思いきや、基本的に無人駅ばかりで駅にトイレがあるのか不明なのと、降りたら最後、何もないところで1時間待たされるのと。


なのでトイレのための途中下車は極力避けたい。


よって、貴生川まで耐え切るか、潔く漏らすかの二択になりました。


いや、漏らすのは嫌だから!




どうしても漏らせない状況で、どうやって危機を乗り切ればいいのでしょうか?



答え。


じっと座っているよりも、体を動かしていた方が尿意が紛れるのだそうです。



顔面蒼白になりながら、「尿意」「我慢する方法」でググったら載ってました。


スマホ偉大!すばらしい!


対して車内が混んでいないのをいいことに、貴生川まで40分間、ひたすら足踏みをして過ごしたところ、無事、耐え凌ぐことが出来ました!



ノコギリヤシのサプリとか要りません!

頻尿対策には足踏みですよ!



旅にアクシデントは付き物だけど、こういうのは勘弁で!

旅情まったくないし!

彦根城。

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今回の旅行も相変わらず行くのは「城」と「神社」と「ギャンブル場」。


最初の訪問場所は彦根城にしました。


駅から歩いて10分ほどで到着し、階段を登って天守閣を目指します。


城内の桜はまだ咲いておらず。

あと1週間遅ければ…と思いつつ。


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一番下から10分ほどで天守閣に到着すると…人だかりが。


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いました。ねこの人。


1日3回・30分ずつしかない「ひこにゃん」降臨タイムに間に合いました。


そうだよね。

今はいいけど、真夏なんか一日中着ぐるみ着てたら死んじゃうよね。


もの凄く暑い中、着ぐるみを着るの仕事をしていた経験のある兄さんからすると、彦根市様の、中の人に対する温情はすてきだと思います。


実物を見るのは初めてでしたが、ひこにゃんって、すごく動きがゆっくりなのですね。

ゆるキャラだから?写真を撮りやすくするための配慮?


出発。

6:16  柏  →  (常磐線)  →  上野  →  (山手線)  →  6:56  東京


朝早く家を出ました。

睡眠時間はおよそ2時間半。


昨日は4時間、おとといは3時間。

たくさん寝ないと足りないお年頃だというのに、このところまったく寝られていません。


プライベートが理由ではなく、全て会社のせい…聖帝陵の石を運ぶ仕事はきっついなぁ…。


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7:33  東京  →  (ひかり503号)  →  9:44  米原


旅に出ている高揚感からか、身体は疲れているし眠いのにまったく寝られず。


頭は寝ていたのか、新幹線で唯一心踊るはずの瞬間、富士山通過のタイミングをトイレで過ごしてしまう残念ぶり。



9:59  米原  →(東海道線)   10:04  彦根


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米原から一駅で彦根に着きました。



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改札を出てすぐに見える最初の訪問場所。

5連休と開封の義。

前回の旅からおよそ8か月が経過。


めでたく就職が決まり、毎日働いています。



ムチで叩かれながら歯車の棒を押す仕事はきっついなぁ!



…。


そのくらいのレベルのブラック企業ですが、毎日何とか頑張っています。



そんなブラック企業様が何を思ったか、急に社員全員に順繰りで5連休をくださることになりまして。


せっかくなので旅に出ることにしました!



ただ、ねぇ…。



休みの期日を知らされたのが休みの10日前くらいだったため、旅行の企画立案にあまり時間が取れず。


加えて。


勝ったら豪遊しようと挑んだお馬で

日経賞毎日杯ドバイワールドカップ3レース(ターフ・シーマクラシック・ワールドカップ)→高松宮記念マーチステークス、と全部外し、完膚なきまでに返り討ちにされてしまいました。


兄さん能無し!クズ!



はぁ…。



じゃあ、5日間はお家で布団を被って泣きながら過ごそう…と思ったりもしましたが、ガチで死にたくなるので。


奥の手を使おうと思います。



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今の勤め先で働くことになる少し前からこつこつ貯めた500円玉貯金。



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むぎちゃんはおかねが大好きな子です。


むぎにはあげません!


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数えたら、180枚ありました。



9まんえん!


半年間で9万円


すてき!



これを予算に、旅に出ようと思います。

いえい!