魔王宣言をした崇徳上皇はその後、御髪もとかさず爪も切らず…
半ば廃人になってしまい、2年後に讃岐の国で崩御あらせられました。
その後。
安元の大火という都の三分の一が焼ける大火事が発生。
後白河法皇の屋敷も火事に。
この時点で崇徳上皇の祟りじゃあ!と噂されていたのですが…
さらに後白河法皇の息子の嫁やら、孫の六条天皇が相次いで病死。
崇徳上皇の魔王っぷりに恐怖した後白河法皇一派が、崇徳上皇のお怒りを鎮めるために、亡くなった讃岐の国に神社を建てて、崇徳上皇をお祀りすることになったのが、この白峯宮なのです。
天皇家由来なので菊の御紋。